息子のときは百均でなんとかした、という話
2歳の息子の離乳食スタートは5年前のことですが、食器に関しては完全にノーマークでした。妻が産院でもらった離乳食の手引きを見ながら「まずは量も少ないし、百均の小皿でいいよね」という話になり、ダイソーのミニプレートとスプーンで始めました。
そのまま1歳近くまでセンスゼロの食器で過ごしたわけですが、振り返ると特段困ったわけでもなかった。だから今回の娘のときも「また百均でいいんじゃ」と内心思っていました。
妻の考えは違いました。「息子のときはお皿がすべってよく落としてたでしょ。食器にもこだわりたい」という話になり、私がリサーチ担当を引き受けることに。調べていくなかで候補に上がったのがベビービョルンのベビーディナーセットです。
セット内容と基本スペック
ベビービョルン ベビーディナーセットはスウェーデン発のブランドによる5点セットです。
| アイテム | 特徴 |
|---|---|
| ソフトスタイ | やわらかい素材で首まわりに馴染む。首元はスナップ留め(無段階調節)。食洗機対応。 |
| ベビープレート | 仕切りなしのフラットな皿。底面に吸盤はないが、プレートが軽すぎず安定している。 |
| スプーン・フォーク | 各1本。スプーンは口に入りやすい小さいサイズ。素材はポリプロピレン(BPAフリー)。 |
| ベビーカップ | 取っ手なしのコップ。両手で持ちやすい形状。容量は少なめで、練習用として使う前提。 |
素材はすべてBPAフリーで、食洗機対応(上段のみ推奨)。日本正規品には保証が付いています。カラーはパウダーグリーン・パウダーイエロー・グレーなど複数から選べます。
5,500円を「高い」と思っていた私が変わった理由
離乳食の食器で5,000円以上かける発想が正直なかったので、最初はかなり抵抗がありました。でも実際に3ヶ月使ってみて、コストの考え方が変わってきた部分があります。
まずスタイの話です。ベビービョルンのソフトスタイは、このセット以外にも単品で販売されているベストセラー商品です。ちょっと調べると単品でも1,650円前後で販売されています。食洗機で毎日洗っても型崩れしない素材で、離乳食の吹きこぼれをしっかり受け止めてくれる。このスタイ1枚だけで、すでに「そこそこの値段はある」と思えました。
プレートは吸盤がなく、最初は「すべるのでは」と心配しましたが、我が家の大和屋すくすくチェアのトレイとの相性はよく、娘が引きずって落とすことは今のところありません。プレートの縁が少し立ち上がった形状になっているので、すくいやすいのも実感しています。
スプーンとフォークについては、離乳食初期(ペーストをあげるだけのとき)にスプーンはよく使いましたが、フォークは現時点ではほぼ出番なし。7〜8ヶ月の娘にフォークはまだ早い。後から使えると思えば損はないのですが、「今すぐ必要な5点」ではないことは知っておいてほしいです。
3ヶ月使ってわかった「正直なところ」
よかった点
- 食洗機で毎日洗えるのが想像以上に便利:離乳食は1日2〜3食になると洗い物が一気に増えます。食洗機の上段に並べてそのまま洗えるのは、地味ですが毎日のことなので効いてきます。息子のときに使っていた百均の皿は食洗機に入れると反ったり変形したりしていたので、ここは大きな違いです。
- スタイの「やわらかさ」は使ってみると意味がわかる:ポリエステル系のガチガチしたエプロンタイプと比べると、首まわりの当たり方がまるで違います。娘がスタイをつけている間中、嫌がって外そうとするか、気にせず食べ続けるかで食事の質が変わる。やわらかい素材は「子どもが嫌がりにくい」という点で、親の負担を減らす効果があります。
- BPAフリー・日本正規品の安心感:離乳食期は毎食口に触れる食器を使います。素材への問い合わせに対してブランドが正規で答えられる体制があること、購入後に何かあったとき対応できることは、安いものと並べたときの差の一つです。詳しくは後述の公的機関リンクも参考にしてください。
正直に書く「気になった点」
- プレートは吸盤がない:7ヶ月ごろから娘が皿を手でつかんで押したり、引きずったりすることが増えてきました。吸盤付きのプレートと比べると固定力がない。我が家のチェアトレイとの相性でなんとかなっていますが、机の上でそのまま使う場合は滑り止めマットと組み合わせた方がよさそうです。
- スプーンのサイズが「小さめ」すぎる場面もある:5〜6ヶ月の離乳食初期には最適なサイズ感ですが、7〜8ヶ月になって食事量が増えてくると、スプーンが小さすぎて1回の量をすくいにくくなってきました。大きめのスプーンへの切り替え時期が意外と早い。
- カップはまだ使いこなせていない:コップ飲みの練習は今も進行中ですが、取っ手なしのカップは月齢が上がらないと使いこなしが難しい。セット品としてついてきてよかったですが、「このカップのために5,500円を出す」という感じではない。
- 色の種類が限られる:子どもの好みに合わせてカラーを選ぶほど種類が多くない。カラー展開については購入前に確認することをおすすめします。
百均・他ブランドとの比較:誰に向いているか
| 選択肢 | 価格帯 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 百均・ドラッグストアの食器 | 100〜500円 | とにかく費用を抑えたい。食洗機に入れる機会が少ない。食器に対するこだわりがない。 |
| 日本メーカー(ピジョン・リッチェル等) | 1,000〜3,000円 | 日本語のサポートが充実。収納や分量表示など実用機能を重視したい。 |
| ベビービョルン ベビーディナーセット | 5,500円 | 食洗機を毎日使いたい。スタイの素材感にこだわりたい。出産祝いの返礼ギフトとして選びたい。 |
我が家の場合、最終的に「スタイ目的で買った」という印象が近いです。ベビービョルンのスタイは別の場面でも使い続けるものになっており、セットとして購入したことで他のアイテムもそのまま使えているという状況です。「スタイ1枚ほしい+食器も揃えたい」というタイミングで考えると、5点セットとしての価値がよりわかりやすくなると思います。
出産祝いとして選ぶ場合の注意点
ベビービョルンのアイテムは出産祝いの定番として選ばれることも多い商品です。贈る場合に意識してほしい点を1つだけ挙げると、「離乳食スタートより少し前に届くタイミング」が使い出しに一番フィットします。離乳食開始は一般的に生後5〜6ヶ月頃(厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイドに基づく目安)ですので、出産から4〜5ヶ月前後に贈るか、または直接希望の時期を確認してから手配するのが親切です。
