「ペダルへの移行」という言葉に引っ張られた話
こんにちは、2歳の息子と0歳の娘を育てているパパラボです。息子が1歳10ヶ月になったころ、「そろそろキックバイクを買ってやりたいな」と思い始めました。保育園の帰り道、近所の子どもたちがスイスイ走っているのを見て、息子が目で追うようになっていたからです。
最初に候補に挙がったのはへんしんバイクでした。「キックバイクとしても使えて、後からペダルを付けて自転車にも変身できる」というコンセプトが、合理的に聞こえたんです。どうせいつか補助輪付き自転車を買うなら、最初から移行できるものを選んだ方が経済的じゃないか、と。
でも最終的に選んだのはストライダー12インチ スポーツでした。1年ほど使い続けた今、「ストライダーにして正解だった」と確信しています。その理由を、正直に書きます。
ストライダーとへんしんバイクの基本スペック比較
まず数字で整理しておきます。
| 項目 | ストライダー 12インチ スポーツ | へんしんバイク 12インチ |
|---|---|---|
| 対象年齢 | 1歳6ヶ月〜5歳 | 2歳〜5歳 |
| 重量 | 約3.0kg | 約4.3kg |
| サドル最低高 | 21cm | 約30cm |
| ペダルなし→ありへの変換 | 不可(12インチ) | 可能(別売オプション) |
| ブレーキ | なし | あり(前輪) |
| 参考価格 | 約16,000〜18,000円 | 約15,000〜17,000円 |
2歳に乗らせてみてわかった「重さの差」の大きさ
へんしんバイクのペダル変換機能は魅力的ですが、このフレームにはペダルや変速機構の受け口が必要で、その分の重さが約1.3kg上乗せされます。
子どもが2歳のとき、1.3kgの差はかなり大きいです。息子(当時2歳0ヶ月、身長87cm)でストライダーに乗せてみると、最初の数日で足を地面につけてスイスイ動かし始めました。跨った状態で足をつくのが楽だったからです。
試しに友人の子どものへんしんバイクを借りて乗せてみたとき、「重い」と言って数分で降りてしまいました。この体験が、購入後の一番の確信になっています。2歳という年齢は、重さに敏感です。「乗れる」と「楽しくて乗り続ける」の間に大きな差があり、軽さはその橋渡しをしてくれます。
ストライダーの「ブレーキなし」は問題か
ストライダー12インチ スポーツにはブレーキがありません。これを怖いと思う親御さんも多いようです。実際にどうかというと、使い始めてしばらくは問題にならないのが正直なところです。
2歳の子どもがストライダーで出せるスピードは限られており、足を地面につけて停止するのが自然な動作として身に付きます。むしろ「足でブレーキ」の感覚を先に覚えることが、のちに自転車に乗り換えたときの地面感覚につながるとも言われています。
ただし坂道や交通量の多い場所での使用には注意が必要です。使用環境に応じてブレーキ付きのストライダー 14xを検討する選択肢もあります。
【キックバイク・自転車の安全利用について】
キックバイクを使用する際は、必ずヘルメットを着用してください。一般社団法人自転車協会は、子ども用ヘルメットのSGマークの確認を推奨しています。(参考:一般社団法人自転車協会 安全に乗るために)
へんしんバイクの「ペダル変換」は実際どうなの?
へんしんバイクの最大の強みは「同じ車体でペダルバイクに変換できる」という点です。ただ、これを使いこなすには一定の条件があります。
まず変換のタイミングについて。キックバイクで十分にバランス感覚が育ってから行うのが理想とされています。一般的には3〜4歳ごろが多いようです。つまり、2歳でへんしんバイクを買っても、ペダル変換するのは1〜2年後になることが多い。その間は「ペダルなしの重いキックバイク」として使い続けることになります。
また変換後はペダルバイクとして使いますが、ペダル付きで乗るにはブレーキ操作も必要になり、習得までにまた時間がかかります。「ペダルへの移行がスムーズ」という宣伝文句は本当ですが、「すぐスムーズに移行できる」という意味ではないことは頭に入れておいた方がいいです。
ストライダーを選んだ結論と1年後の息子
最終的にストライダー12インチ スポーツを選んだ理由は、「2歳の息子が今すぐ楽しく乗れることを最優先した」からです。先の自転車移行より、今の体験を大切にした選択です。
購入から1年後の現在(3歳0ヶ月)、息子は公園で他の子どもたちと並走できるくらいスピードが出せるようになっています。地面を足で蹴る動作が完全に体に染み込んでおり、最近「自転車に乗りたい」と言い出したので補助輪付き自転車を検討中です。
ストライダーで鍛えたバランス感覚が、自転車への移行をスムーズにしてくれると多くの親御さんが言っています。実際にそうなるかどうか、また報告します。
こんな場合はへんしんバイクが向いているかも
ストライダー一択ではなく、へんしんバイクが向いているケースもあります。
- 3歳以上でキックバイクを始める場合:すでに足腰がしっかりしていて重さを気にしにくく、比較的早くペダル変換できる年齢になっています
- 「2台買いたくない」予算重視の場合:キックバイク→自転車の2台分の費用を抑えたい場合、変換コストを考えると有利な場面もあります
- ブレーキ操作を早めに学ばせたい場合:へんしんバイクにはキックバイクモードでも前輪ブレーキが付いているため、ブレーキの概念を早期に教えたい場合には選択肢になります
ただし2歳スタートなら、重さと扱いやすさの面でストライダーに分があると感じています。
ヘルメットと安全装備も忘れずに
キックバイクに乗るなら、ヘルメットは必須です。うちではOGK FR-MINI2を使っています。SGマーク付きで軽量、2歳の息子が嫌がらずつけてくれるデザインを選んだ経緯は別記事で詳しく書いています。キックバイクと一緒に検討してみてください。
また、3輪車からキックバイクへの移行を考えている方はiimo三輪車のレビューも参考になります。うちは2歳の誕生日に三輪車を買い、2歳半でストライダーに移行したルートをたどりました。
