上の子(2歳息子)でコップ飲みに手こずった話
2歳の息子と0歳の娘を育てるパパライターのパパラボです。息子のコップ飲み練習は、正直かなり手こずりました。スパウト → ストロー → コップという順番で進めたものの、コップに切り替えたときに傾け方がわからずに液体をそのまま顔にぶちまける事件が頻発。1歳過ぎてもコップ飲みが安定せず、外食時にはストローしか使わせられないという状況が続きました。
そのトラウマがあったので、0歳の娘のコップ練習では早めに、そして正しい方法で始めようと思っていました。調べていると、ピジョンのmagmag 成長実感 はむはむコップという製品が出てきました。以前うちで使ったマグマグコロン コップとは違うシリーズで、「くちびるタッチライン」という新機能があるとのこと。コロンとはどう違うのか?7ヶ月から使い始めて、3ヶ月経った今、正直に書きます。
「はむはむコップ」と「マグマグコロン」の違い
同じピジョンのコップ練習グッズとして、この2つを混同している方も多いと思います。実際に使った立場からまとめると、ポジションが違います。
| 項目 | はむはむコップ | マグマグコロン コップ |
|---|---|---|
| シリーズ | magmag 成長実感 | マグマグコロン |
| 最大の特徴 | くちびるタッチライン・ごくごくガイド | 流量調節ねじ・コロン型本体 |
| 設計思想 | 「どこに唇を当てるか」を教える | 「こぼれにくくする」ことを優先 |
| ハンドル | 両手ハンドル付き | ストレート型ハンドル |
| 向いている状況 | コップの当て方を最初から正しく学ばせたい | こぼれ対策を優先して練習させたい |
| セット展開 | 単品販売 / 3種のコップ&ストローセット | 本体単品販売 |
一言で言うと、はむはむコップは「飲み方の学習」に特化、マグマグコロンは「こぼれにくさ」に特化した製品です。どちらが上というわけではなく、親として何を優先するかで選ぶべき製品が変わります。
はむはむコップの基本スペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 対象月齢 | 5ヶ月頃〜 |
| シリーズ | magmag 成長実感 |
| 飲み口の特徴 | くちびるタッチライン付き(唇の当て方のガイド) |
| 流量ガイド | ごくごくガイド付き(口からこぼれるのを防ぐ) |
| ハンドル | 両手ハンドル(持ちやすい形状) |
| 素材 | 飲み口・ボタンバネ:シリコーンゴム、フタ・ボタン:PP |
| 消毒方法 | 電子レンジ・薬液・煮沸・食洗機すべて対応 |
| JAN | 4902508274074 |
「くちびるタッチライン」とは何か
はむはむコップの最大の特徴が、飲み口についたくちびるタッチラインです。コップ飲みの難しさの一つは「唇をどこに当てて、どのくらい傾けるか」という感覚を赤ちゃんが習得しなければならない点にあります。大人には当たり前のことですが、赤ちゃんはコップの端ではなくコップ全体を口に突っ込もうとしたり、傾けすぎて一気に液体が流れてきてむせたりします。
くちびるタッチラインは、飲み口にある目印のラインです。「ここまで唇を当ててね」という視覚的なガイドになっています。実際に娘に使わせてみると、このラインがあることで何度か試すうちに自然と唇の当て方が安定してきたように感じました。もちろん最初から完璧に使いこなすわけではありませんが、1週間後と3週間後では明らかに差がありました。
また、ごくごくガイドは口からこぼれるのを防ぐ設計になっています。傾けたときに一気に液体が流れ込まないよう、出口の形状を工夫しているものです。むせやすい赤ちゃんに特に有効だと感じました。
生後7ヶ月から始めた:最初の2週間の記録
娘が生後7ヶ月になったタイミングで、はむはむコップを使い始めました。離乳食が2回食になったころです。最初の3日間は典型的な反応でした。コップを渡すと興味津々でじーっと見つめたあと、そのまま飲み口をガジガジ。飲もうとしているのではなく、歯固め代わりに使っています。
「はむはむコップ」という名前の通り、最初は噛む(はむはむする)段階から入るのは想定内とのことです。シリコーン素材の飲み口がしっかりしているので、歯が生えてきたこの時期にガジガジしても問題ありませんでした。
転機は5日目でした。授乳後にほんの少しだけ麦茶をコップに入れて渡したところ、傾けた瞬間に「ゴクッ」という音が聞こえました。飲めた。娘も驚いたようで目を丸くしていましたが、そのあとまた自分から口をつけようとしていました。
2週間後には、支えながらコップを渡すと3〜5回ごくごくと飲める段階になりました。くちびるタッチラインがあることで、毎回ある程度決まった位置に唇を当てているように見えます。上の子の練習と比べると、コップの正しい当て方を覚えるのが明らかに早かったです。
3ヶ月使ってわかった「よかった点」
- くちびるタッチラインの効果は本物:最初の2週間で「コップに唇を当てる」という感覚が定着しました。ガイドラインがあるおかげで毎回の練習にブレが少なく、学習スピードが上の子より早かったです。
- はむはむ段階から移行がスムーズ:シリコーン素材の飲み口でガジガジから始められるので、コップに対する拒否感が出にくい。口に入れることへの慣れと飲むことへの移行が自然につながりました。
- 洗いやすいシンプル構造:パーツ点数が少なく、全部取り外してすぐ洗えます。ストローマグと違ってストロー部分のカビリスクがないのも地味にありがたい。
- 消毒の選択肢が多い:電子レンジ・薬液・煮沸・食洗機すべて対応。0歳育児はとにかく消毒方法が柔軟に選べると助かります。
- 両手ハンドルが持ちやすい:お座りが安定してきた7〜8ヶ月の赤ちゃんが両手で持ちやすい形状。自分で持つ意欲が出てきたときにちょうどいいデザインです。
正直に話す「困った点」
- 最初の1週間はこぼれる:くちびるタッチラインがあっても、7ヶ月の段階では傾け方のコントロールはまだ難しい。ランチョンマットや防水シートは必須です。うちはシリコーン製のランチョンマットを下に敷いています。
- ガイドラインの存在に気づくまで時間がかかる:くちびるタッチラインはあくまで視覚的なガイドです。赤ちゃんが「ここに唇を当てよう」と意識するわけではなく、繰り返しの練習でそのラインの位置が自然に唇に合うよう設計されています。即効性ではなく積み重ねの効果です。
- ごくごくガイドは好みが分かれるかも:流出量がある程度コントロールされているため、飲み物を一気に飲もうとする赤ちゃんには「出てこない」と感じて拒否することも。娘はすんなり受け入れましたが、個人差があると思います。
- マグマグコロンとの互換性なし:成長実感シリーズとコロンシリーズはパーツの互換性がありません。「どちらのシリーズにするか」を最初に決める必要があります。
コロンとはむはむ、結局どっちを選ぶべき?
上の子のコロン、下の子のはむはむコップを両方使った立場からの結論を書きます。
- 「コップ飲みの正しい動作を最初から教えたい」→ はむはむコップ:くちびるタッチラインがある分、唇の当て方を早く習得できます。1人目育児でコップ飲みで苦労した経験があるパパママに特におすすめです。
- 「とにかくこぼれにくさを優先したい」→ コロン:流量調節ねじで液体の出る量をコントロールできるコロンは、こぼれに対するストレスが少ないです。掃除や洗濯の負担を減らしたい場合はコロンのほうが向いています。
- 「まずセットで始めてみたい」→ 3種のコップ&ストローセット:はむはむコップ、はむはむストロー、3種の飲み口がセットになった商品もあります。コップとストローを一通り試したい場合はセット購入のほうがコストパフォーマンスがいいです。
どちらを選んでも「コップ飲みが苦手な赤ちゃん」向けに設計されたまじめな製品です。うちの娘はは現在生後10ヶ月で、はむはむコップで練習したおかげか、普通のコップで支えながら飲める段階まで来ています。上の子より早く進んでいます。
こんなパパママにおすすめ
- 上の子でコップ飲みに手こずった経験があり、下の子は早めに正しい飲み方を学ばせたい
- コップの唇の当て方から丁寧に練習させたい
- はむはむ(ガジガジ)段階からスムーズにコップ飲みに移行させたい
- 洗いやすくてカビリスクが低いコップを探している
逆に向いていないケース
- すでにコップ飲みの基礎ができており、ストロー練習に移りたい(→ リッチェル いきなりストローマグの方が適切)
- とにかくこぼれ対策を優先したい(→ 流量調節ねじのあるマグマグコロン コップも検討を)
- 複数のシリーズの飲み口を試して子どもに合うものを探したい(成長実感シリーズとコロンシリーズは互換性なし)
