くもん出版 はじめてのソフトパズル(SF-62)

対象:1.5歳以上 / メーカー:くもん出版(KUMON PUBLISHING)

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「パズルはまだ早いかも」と思っていたパパの話

東京在住、2歳の息子と0歳の娘を育てているパパライターのパパラボです。パズルというものに対して、正直ずっと「3歳以降のもの」だと思っていました。

きっかけは義実家での出来事です。義妹の子ども(当時2歳半)がジグソーパズルをさらさらとはめていく場面を見て、「うちの子も知育玩具をちゃんと選ばないと」と焦りを感じたのです。息子が1歳8ヶ月のとき、保育士の知人に相談したら「くもんのソフトパズルがあるよ、あれ最初の1個としてちょうどいい」と教えてもらいました。

くもんのパズルといえばジグソーパズルシリーズが有名です。でも「はじめてのソフトパズル」は別ラインナップ。名前のとおり柔らかい素材(EVA樹脂)でできたパズルで、ガチャンと硬くはまる普通のジグソーパズルとは全く違います。購入前に「ソフトって何が違うの?」と思ったパパに向けて、使った感想を正直に書きます。

くもん はじめてのソフトパズルとは?

くもん出版のはじめてのソフトパズル(品番:SF-62)は、1.5歳以上を対象とした知育玩具です。柔らかくて弾力のあるEVA樹脂製のピースを使い、動物・乗り物・果物などのモチーフが型はめ形式で遊べる設計になっています。

くもんのジグソーパズルSTEPシリーズとの違いを一言で言えば、「はめ絵感覚で遊べる入門パズル」という位置づけです。STEPシリーズはフレームに絵柄を合わせてはめる形で、2ピースから始まって最終的には234ピースまでステップアップできます。一方、はじめてのソフトパズルは素材自体が柔らかく、指先でぐっと押し込んで形を合わせる感覚がベースです。

比較項目 はじめてのソフトパズル くもんのジグソーパズルSTEP
素材 柔らかいEVA樹脂 硬い厚紙・ボード
対象年齢 1.5歳〜 STEP0: 1歳〜(1〜2ピース)
遊び方 型はめ感覚で押し込む フレームにはめる
ピース強度 曲げても戻る・壊れにくい 紙ベースのため折れることも
難易度の伸びしろ この1種類のみ STEP0〜7まで段階的に上がる
向いている使い方 パズル入門・指先強化 長く使いたい・ステップアップ前提

つまり、ソフトパズルは「パズルとは何かを体で覚える最初の1個」として位置づけられています。フレームに形を合わせる前に、まず「丸はここ、三角はここ」という型はめの概念を柔らかい素材で遊びながら身につける、という設計思想です。

1歳8ヶ月の息子に渡してみた:最初の反応

購入して箱を開けた瞬間、息子はピースをすべて床にぶちまけました。

「あ、やっぱり早かったか……」と思いながら見ていると、息子はピースを1つ拾い上げ、なんとそのまま口に持っていこうとしました。これはEVA樹脂なので硬さはそれほどないし、そもそも素材は安全基準をクリアしているのですが、反射的に「ちゃんと遊ぼう」と声をかけました。

最初の2〜3日は「型はめ」の概念がまだわかっていなかったようで、ピースを持って走り回るか、積み木代わりに重ねようとするかのどちらかでした。それでも親が一緒に「ここかな?こっちかな?」とやりながら見せていくと、5日目くらいから自分でピースの向きを試すそぶりが出てきました。

「はまった!」という感触が柔らかい素材越しにでも伝わるようで、うまくはまったときに自分で拍手していたのが印象的でした。硬い木製の型はめパズルより「ぷにっ」と押し込む感じが小さい子の指先に合っているのかもしれません。

2歳を過ぎてからの変化:遊び方が広がった

息子が2歳に近づくにつれて、遊び方が変わってきました。最初は親が隣で誘導しないとできなかったのに、2歳を過ぎたあたりからひとりで黙々と全ピースをはめるようになったのです。

完成させたとき、息子は必ず「できた!見て見て!」と呼びに来ます。この瞬間のドヤ顔が本当にかわいくて、「もう1回やる!」と言って全部外してまたやり直す——これを20分以上続けることもありました。

また、このソフトパズルにはいくつかのモチーフが含まれているため、はめながら名前を言う遊びも自然に始まりました。「うさぎ、ぞう、でんしゃ」と言いながらはめていく様子は、語彙と認識を同時に鍛えているように見えます。これはパズルという教材の本質的な強みだと感じました。

ソフト素材の実用的メリット:壊れない、怖くない

2歳の男の子にとって「壊れない」は本当に重要です。息子は気に入っているのに突然「えいっ」とピースを床に投げることがあります。普通の厚紙パズルだと角が折れたり、表面の印刷が剥がれたりするのですが、ソフトパズルは曲げても折れず、床に叩きつけても欠けません。

もう一つ、踏んでも危なくないという点が親として助かります。硬い木製おもちゃや金属部品のあるおもちゃは、夜に踏むと地味に痛い。ソフトパズルのピースは素足で踏んでも全然痛くない(0歳の娘が口に入れそうになる問題は別ですが)。

ただし柔らかいがゆえの課題もあります。後述する「気になった点」で詳しく書きます。

よかった点:正直に書く

  • 1歳半から本当に使える設計になっている:型はめ感覚のやさしい難易度で、「パズルをはじめて渡す」状況にぴったりでした。STEPシリーズの0番より入門感が強く、パズル前段階として機能します。
  • 柔らかいEVA素材で壊れにくい:2歳の乱暴な扱いにも耐えます。ピースを投げても折れない、踏んでも壊れない。3ヶ月使って破損したピースはゼロです。
  • 「できた!」の達成感が毎回ある:完成するたびに自分で拍手して喜んでいます。難しすぎず、かつ簡単すぎないレベルが1歳後半〜2歳にちょうど合っていると感じます。
  • モチーフが豊富で語彙力に繋がる:動物や乗り物の名前をはめながら自然に覚えていきます。「これなに?」のやり取りが増え、コミュニケーションのきっかけになりました。
  • くもんブランドの信頼感:知育玩具の老舗として幼児教育分野での実績が長いくもん出版の製品。素材安全性の面でも安心感があります。

正直に書く「気になった点」

  • 難易度の伸びしろがない:2歳2ヶ月を過ぎた今、息子にとってやや簡単になってきました。もう少しで「ひとり遊びには物足りない」時期が来そうです。くもんのジグソーパズルSTEPシリーズへの移行前提で買うのが正解だと思います。
  • ピースを0歳の下の子が口に入れようとする:EVA素材は安全ですが、10cm弱のピースを下の子(0歳)が口に入れようとします。2人育てのご家庭では保管場所の工夫が必要です。うちは上の子が遊ぶときは下の子を別の場所で遊ばせるか、バウンサーに乗せて距離を取るようにしています。
  • ピースに数字の順番表記がない:くもんのジグソーパズルSTEPシリーズにはピース裏面に数字が書かれており、順番通りに置くと絵が完成します。ソフトパズルにはその機能がないため、数字学習との連携はできません。
  • 絵柄のバリエーションが少ない:ひとつのセットで遊べるモチーフ数には限りがあります。飽きが早い子には1〜2ヶ月で追加アイテムが必要になるかもしれません。

基本スペック

項目 詳細
品番 SF-62
対象年齢 1.5歳以上
素材 EVA樹脂(ポリエチレン系発泡素材)
特徴 柔らかくて曲げても折れない・踏んでも痛くない
モチーフ例 動物(うさぎ・ぞうなど)・乗り物(電車・車など)・果物など
メーカー くもん出版(KUMON PUBLISHING)
Amazon参考価格 2,155円前後(定価3,850円)

こんな方におすすめ

  • 1歳半〜2歳の子に「はじめてのパズル」を選んでいる
  • まだ紙のジグソーパズルは難しそうで、もう少しやさしいものを探している
  • 乱暴に扱っても壊れにくい丈夫なおもちゃがほしい
  • 踏んでも痛くないおもちゃを探している(素足生活のご家庭)
  • 誕生日やクリスマスに「知育おもちゃを贈りたい」と考えているご家族

向いていないケース

  • 2歳半以上でパズル経験のある子には物足りない難易度(くもんのジグソーパズルSTEPシリーズを選ぶべき)
  • 「長く使い続けたい・難易度を上げたい」が前提の場合(伸びしろなし)
  • 0歳の兄弟・姉妹がいる家庭でサイズが小さいと判断した場合(誤飲リスク要確認)

次のステップ:いつからSTEPシリーズに切り替えるか

息子が2歳2ヶ月頃からソフトパズルを簡単にできるようになってきたため、くもんのジグソーパズルSTEP0〜STEP1への移行を検討しています。「はじめてのソフトパズル → STEP0(1〜2ピース) → STEP1(4ピース) → STEP2(6ピース)」という流れが自然なステップアップだと感じています。

ソフトパズルはあくまで入門編です。パズルの概念と指先の感触に慣れさせる役割を終えたら、STEPシリーズに進む流れを最初から想定しておくとコスト的にも納得しやすいと思います。

結論:「最初の1個」としては買って正解だった

1歳8ヶ月から3ヶ月使い続けた結論は、「パズル入門として買って正解だった」です。最初は全く遊び方がわからなかった息子が、今では20分以上ひとりで黙々と遊ぶようになりました。

難易度の伸びしろがないため、2歳を過ぎると物足りなくなってくるのは事実です。ただそれは「この商品が悪い」のではなく「入門用として役割を果たした」ということです。このソフトパズルで「パズルって楽しい」「できた!がうれしい」という体験を積んでから、STEPシリーズや他の知育パズルに進めると、つまずかずにステップアップできると感じています。

クリスマスプレゼントや誕生日プレゼントを探しているご家族にも、1.5歳〜2歳の子には「はじめてのソフトパズル」を1個目の知育おもちゃとして自信を持っておすすめできます。

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