「数字の教育は焦らなくていい」と思っていたパパが買った理由
こんにちは、2歳の息子と0歳の娘を育てているパパラボです。正直に言うと、わたしは「2歳に数字を覚えさせるのはまだ早い」「遊びの中で自然に覚えればいい」という考えを持っていました。くもんの教室にも通わせていないし、どちらかというと「保育園任せ」でいいと思っていたくらいです。
それが変わったのは、息子が2歳2ヶ月のころ。妻の実家に遊びに行ったとき、同い年の甥っ子が1〜30のカードをすらすら並べているのを見て、少しだけ焦りました。別に競争したいわけじゃない。でも「ウチの子も楽しみながら数に触れる機会を作ってやれたら」という気持ちが芽生えた。
そこで調べて見つけたのが、くもん 磁石すうじ盤30(JB-15)です。対象年齢は1歳6ヶ月以上。「30」という上限も、まず1〜10を覚えてから20、30と段階的に進めやすい設計になっています。購入してから約1ヶ月経ったいま、「買って正解だった」と断言できます。
磁石すうじ盤30の基本スペック
製品の基本情報を整理しておきます。
- 商品名:くもん出版 磁石すうじ盤30(品番:JB-15)
- 対象年齢:1歳6ヶ月以上
- セット内容:ボード1枚、数字コマ30個(1〜30)、収納袋1枚
- 安全マーク:ST(日本玩具安全基準)・CE(欧州安全基準)取得済み
- ASIN:B07YSJWMF9
ボードは1〜30の数字が書かれた台紙で、そこに対応するコマをはめていく仕組みです。コマには磁石が内蔵されており、ボードに触れるとピタッとくっつきます。この「くっつく感覚」が2歳児にとって大きな魅力です。
コマのサイズは500円玉より少し小さめ。厚みがあって握りやすく、数字の書体はくもんのオリジナル教育書体です。
【磁石の誤飲・誤嚥に関するご注意】
消費者庁の「子どもの事故防止」ページによると、2個以上の強力磁石を誤飲すると腸管を貫通する危険があります。本製品のコマにも磁石が内蔵されています。1.5歳以上が対象ですが、まだ口に入れる可能性がある時期は必ず保護者が見守りながら使用してください。(参考:消費者庁 子どもの事故防止)
実際に使ってみた:最初の1週間
届いた日、まず息子(当時2歳2ヶ月)に渡してみると、開封した瞬間から「ぺったん!ぺったん!」と言いながら磁石コマをボードに貼り付け始めました。数字の認識より先に「磁石でくっつく」という物理的な楽しさに引き寄せられた形です。これは予想通りでした。
最初の数日は正しい場所に入れることより、外してまた貼る・外してまた貼るという繰り返し遊びが中心。大人から見れば「それって意味あるの?」と思うかもしれませんが、数字の書かれた「形」を手で触れて認識している段階だと理解しました。
3日目ごろから、「これは?」と聞くと「2!」「5!」と答えられるコマが少しずつ増えてきました。まだ「1,2,3…」と順番に数える段階ではなく、「この形が5」という認識から入っている感じです。
1週間経つと、1〜10を順番に並べようとする行動が出てきました。完全に正しくはないけれど、「1の次は2」という順序の概念が芽生えてきていることがわかりました。
1ヶ月後、息子はどう変わったか
1ヶ月使い続けた現在(2歳3ヶ月)、息子は1〜30を声に出しながら順番に並べられるようになっています。完璧ではなく、たまに「19→21」と飛んだりしますが、正しいコマを正しい場所に置こうとする意識が定着しています。
もっと印象的だったのが、日常生活への変化です。保育園で先生に「何人いる?」と聞かれて指差しながら数えたと報告を受けたとき、正直うれしかった。おもちゃで遊んでいる最中に「これいくつ?」と自分から数え始める場面も増えました。
数字への「興味の入り口」を作るという点で、この教具は想定以上に機能しました。教え込んだわけではなく、遊びの延長で自然に身についていった点が特に良かったです。
良かった点3つ
①とにかく単純な設計で続けられる
「コマをボードの正しい場所にはめる」それだけです。複雑なルールも説明書を読む必要もありません。2歳の子どもが自分ひとりで遊び始められるシンプルさが、長続きの秘訣だと思います。おもちゃが複雑すぎると、飽きるより先に「使い方がわからない」で終わります。
②ひとり遊びができる
親がつきっきりでなくていいのは、地味に大きいです。朝の準備中や夕食の下ごしらえ中でも、息子が自分でボードを広げて遊んでいる時間が作れました。くもんの磁石教具の特徴として、ひとりで集中して取り組む「自立学習」の設計が根底にあるのだと感じました。
③片付けが楽
コマを全部外してボードとまとめて収納袋に入れるだけ。袋のチャックを閉めれば終わりで、場所もとりません。うちでは本棚の一角に立てて収納していますが、引っ張り出しやすいのでセルフで遊んでくれます。
気になった点・正直な欠点
良いことばかり書いてもフェアじゃないので、気になった点も正直に書きます。
- コマが散らばると探すのが大変:遊び終わりに床に散乱していることがあり、30個全部を袋に戻すのが親の仕事になりがちです。「終わったら片付ける」のトレーニング素材としても使えますが、慣れるまでは親がフォローする必要があります。
- 数字以外のビジュアルがない:コマには数字だけ書かれており、イラストなどの補助情報はありません。これは意図的な設計(数字自体に集中させる)ですが、まだ文字への関心が薄い子には最初のとっかかりが難しいかもしれません。
- 31以上に対応していない:30まで覚えたあと、「もっと先まで数えたい」という子には物足りなさを感じると思います。その場合は磁石すうじ盤100(JB-25、対象年齢3歳以上)へのステップアップを検討してください。
こんな子・こんなパパママに向いている
以下の状況に当てはまるなら、迷わず買っていいと思います。
- 1歳半〜2歳半で、数字に少し興味が出てきた
- 「勉強させたい」より「遊びの中で自然に覚えさせたい」派
- ひとり遊びの時間を確保したい(育児の隙間時間に)
- すでにくもんのパズルやたんぐらむを使っている
一方、次のケースでは慎重に:
- まだ磁石や小さいコマを口に入れてしまう時期(保護者の見守りが必須)
- 3歳以上で1〜100の数字を学ばせたい場合(磁石すうじ盤100の方が向いています)
磁石すうじ盤100との違い・どちらを選ぶか
同シリーズには磁石すうじ盤100(JB-25)があり、1〜100のコマとボードがセットになっています。対象年齢は3歳以上。2歳ならまず30の方が正解です。
理由はシンプルで、「量が多いほど達成感を感じるかどうか」は年齢と興味次第だからです。100個のコマを並べ切るには相当な集中力が必要で、2歳の子が途中で飽きてしまうリスクが高い。まず30まで「できた!」という達成感を積んでから100に進む方が、結果的に長く楽しめます。
なお、同じくもんの教具としてさんかくたんぐらむやはじめてのソフトパズルも当サイトでレビューしています。どちらも遊びながら空間認識を育てる設計で、すうじ盤と組み合わせて使うと幅広い力が育ちます。
「数字より遊び」を間違いとは言わないけれど
最初に書いたように、わたしは「数字は自然に覚えればいい」という考えを持っていました。それ自体は間違っていないと今でも思います。でも「遊びながら自然に覚える仕組みが整っているおもちゃ」なら買わない理由はない、というのが1ヶ月使った結論です。
息子は今、保育園から帰ってきてリュックをおろす前にすうじ盤を棚から出すことがあります。自分から取り出して遊ぶおもちゃは、そう多くありません。それだけで、このおもちゃの評価はわたしの中では確定しています。
クリスマスプレゼントや2歳の誕生日プレゼントを検討しているパパママに、ひとつの選択肢として自信を持っておすすめできます。
